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PITAKA MagEZ Grip 3 レビュー|PITAKAケース使いが★3をつけた正直な理由

PITAKA MagEZ Grip 3 レビュー|PITAKAケース使いが★3をつけた正直な理由

PITAKAのケースを使っているなら、グリップも同じブランドで揃えたい——そう思って買いました。

犬の散歩中にスマホを落としそうで怖かった。ポケットから出し入れするたびにヒヤっとする感覚があって、何か対策が必要だと感じていました。PITAKAのケースに合うアクセサリーを探したら純正グリップがあって、値段もそこまで高くない。¥3,635なら失敗しても許容範囲だと思って、ケースと同時に注文しました。

デザインや質感に不満はないし、作りは丁寧だし、質感にも文句はないです。ただ、自分の使い方には合いませんでした。この記事ではその理由を正直に書きます。「自分の使い方に合うかどうか」を判断したい方の参考になれば十分です。


目次

PITAKA MagEZ Grip 3 は PITAKAケースと合わせることで完成する製品です

アラミド繊維の質感はケースとの統一感が際立ちます

手に届いて最初に思ったのは「やっぱりPITAKAのものだ」という感覚です。

本体背面パッドは600Dアラミド繊維で、MagEZ Caseと並べたときの統一感が本当によくできています。テクスチャの目の細かさ、黒とグレーの配色、触ったときのわずかに硬くてサラサラした感触——全部揃っている。ケースとグリップを並べて置いたときに「セットで買ってよかった」と思える瞬間はあります。

PITAKAのアラミド繊維は鋼の5倍の強度がありながら重量は約1/5という素材で、防弾チョッキにも使われているスーパー繊維です。そのこだわりがグリップにも一貫して使われているのは、ブランドとして筋が通っていると思います。デザインの統一感だけのために買う人の気持ちは正直わかります。

スペック概要——N52磁石・ダブルリング・MagSafe対応

項目 仕様
素材(パッド部分) アラミド繊維(600D)
リング素材 亜鉛合金
サイズ 58.5×58.5×4.3mm(折りたたみ時)
重量 約27〜31g(ソースによって差異あり)
磁石 N52ネオジム磁石(公称1.2kgの磁力)
対応機種 MagSafe対応iPhone(iPhone 12以降)、PITAKAケース装着Android
カラー 600Dブラック/グレー、ホワイト(Grip 3で新追加)等
価格(Amazon) ¥3,635(購入時点)

Grip 2からの主な変更点として、リング構造がシングルからダブルになり、縦置きスタンドに対応しました。磁石もN52グレードにアップグレードされています。ダブルリングになったことで角度調整の自由度が上がり、スタンドとして使える場面が増えています。

着脱式なのでワイヤレス充電を妨げません

通常の粘着型バンカーリングとの決定的な違いは「外せる」点です。

MagSafe磁石でケースにピタッとくっつく仕組みなので、充電したいときはリングを外すだけ。外す動作も片手でスッと取れるくらいスムーズで、ストレスはありません。充電のたびに外す手間はありますが、毎晩デスクに置くルーティンがある人なら特に気にならないと思います。


グリップ感とスタンド機能は使えるが、磁力に限界があります

ダブルリングに指を通すと片手操作の安定感は上がります

リングに人差し指を通してみると、確かにスマホが手の中で安定します。

散歩に出かけた最初の数日間は「これはいい」と思いました。ポケットから取り出してリングに指を通した状態で歩いていると、うっかり手が滑っても落としにくい。グリップとしての基本機能は問題なく働いています。2本のリングが独立して動く構造なので、手の大きさや持ち方に合わせてある程度調整できる点も悪くなかったです。

スタンドとして縦・横どちらでも使えますが、ヒンジは固めです

縦置き・横置きどちらにも対応しています。ダブルリング構造のおかげで角度の幅が広く、動画視聴やビデオ通話の場面でスタンドとして機能します。

ただし正直に書くと、ヒンジが固めです。「少しだけ角度を変えたい」という細かい微調整がしにくく、ガッと動かして止まるという感じ。競合レビューではほとんど触れられていない点ですが、実際に毎日使っていると気になる場面はあります。壊れるわけではないし、慣れれば問題ないレベルではあります。ただ、繊細な角度調整を求める人には少しストレスかもしれないです。

壁面への固定はずり下がります——MagSafeは垂直方向の固定を想定していません

これが一番正直に書かなければいけない部分です。

「壁にくっつけてYouTubeを見たい」と思っていました。デスク脇の壁に貼り付けておけば、横になりながらでも見られると思っていたんですが、ずり下がります。

N52磁石で公称1.2kgの磁力がある製品ですが、垂直方向(壁面)ではiPhoneの重量と重力が重なって維持できません。iPhoneは約200〜230gあります。MagSafeの設計そのものが「水平面での吸着」に最適化されており、壁固定は規格の想定外の使い方です。つまりこれはPITAKAの欠陥ではなく、MagSafe規格全体の設計的な制約です。壁固定専用に補助磁石を追加したエレコムのような製品が別途存在するくらいには、「普通のMagSafeでは壁固定は難しい」という話です。

他の多くのレビュー記事では「磁力は問題なし」と書いていますが、それは手で持つ用途での話です。手に持って使う分には1.2kgの磁力で十分ですし、リングがケースから不意に外れることもありませんでした。壁固定は別の話です。


MagSafeアームを持っている人には、用途がほぼ重複します

スタンド用途があるかどうかで、評価がまるで変わります

ここが「自分には合わなかった」最大の理由です。

僕はすでにMagSafeアームを持っていました。デスクではMagSafeアームにiPhoneを固定して作業しているし、車内でもMagSafeのカーマウントを使っています。つまり「スタンドとして固定する」という用途は、すでに別のアクセサリーで完全に満たされていたんです。

MagEZ Grip 3のスタンド機能はそれなりに使えます。でもMagSafeアームがある場所では使わないし、ない場所でわざわざリングを立てて使う場面も実は少なかった。グリップとしては使いますが、それだけのために¥3,635を出すかと問われると、正直難しいです。

MagSafeアームやカーマウントをまだ持っていない人なら、「グリップ+スタンド+ワイヤレス充電対応」という1つで複数の役割を担える製品として価値があります。でも「MagSafe環境をすでに整えているほど用途が重複する」という逆説的な状況があります。買う前に確認してほしいポイントです。

散歩中の落下防止を目的にするなら、ネックストラップの方が合っていました

犬の散歩でのスマホ落下防止が主目的だった僕が最終的に選んだのは、ネックストラップでした。

比較軸 MagEZ Grip 3(MagSafe型リング) ネックストラップ
落下防止効果 中程度(リングに指を通す必要がある) 高い(首にかければ常時保護)
両手フリー できない(指を通している状態が前提) できる
スタンド機能 縦・横対応 なし
外れるリスク MagSafe磁石が外れる可能性がある ストラップが切れない限り外れない
ポケット収納 リングが引っかかる場合がある ストラップを束ねれば問題なし

散歩中はリードを操作するので、両手が塞がる場面が多いです。スマホリングは指を通していないと落下防止になりません。でもリードを持ちながら指を通し続けるのは現実的ではなかった。ネックストラップなら首にかけているだけで両手が空くし、犬がリードを引っ張る場面でも関係ない。散歩というシーンには、リングよりストラップの方が合っていました。


向いている人と向いていない人——スタンド用途があるかどうかで、評価がまるで変わります

MagEZ Grip 3 が向いている人

以下に当てはまる人には自信を持っておすすめできます。

  • PITAKAケース(MagEZ Case)を使っていて、デザインの統一感を重視している人。アラミド繊維同士の統一感は他のブランドでは出せません。
  • MagSafeアームやカーマウントをまだ持っていない人。グリップ・スタンド・着脱充電対応の3機能が1つで揃います。
  • 片手操作の安定感を高めたい人。ダブルリングのグリップ感は実用的です。
  • ¥3,500程度の価格に抵抗がない人。Ankerの同種製品より約1,500円高いですが、素材と統一感への対価として納得できる価格帯です。

MagEZ Grip 3 が向いていない人

以下に当てはまる人は、別の選択肢を先に検討することをおすすめします。

  • MagSafeアームやカーマウントをすでに持っている人。スタンド用途が重複します。僕がこれに該当しました。
  • 壁面や垂直面への固定を期待している人。MagSafe規格の仕様上、壁固定はずり下がります。
  • 散歩・ジョギングなど両手が塞がる場面での落下防止が主目的の人。リングに指を通し続けるのが難しい場面では機能を発揮しにくいです。
  • ポケットの出し入れが多い人。リングがポケットに引っかかる場面があります。

PITAKAケース使いには試す価値がありますが、自分の使い方を先に確認してほしい

なぜ★3.0なのか、正直に説明します

★3.0をつけた理由を正直に説明します。

作りへの不満はないです。アラミド繊維の質感、ダブルリングの安定感、ケースとのデザイン統一感——いずれも本物です。ヒンジが固めという点はありますが、それも許容範囲内です。

★3.0になったのは「自分の使い方に合わなかった」からです。壁固定を期待して外れた、MagSafeアームとの用途が重複した、散歩での落下防止にはネックストラップの方が合っていた——この3点です。逆に言えば、これらに当てはまらない人にとっては★4.0〜4.5の製品になる可能性があります。評価の文脈を正確に受け取ってほしいです。

購入判断の最終チェックリスト

買う前に以下の3点を確認してみてください。

1. スタンドとして使う場面があるか
デスクでの動画視聴、料理中のレシピ確認、ビデオ通話など、iPhoneを自立させる場面が日常的にあるかどうかです。ある人にはスタンド機能が活きます。

2. MagSafeアームやカーマウントをすでに持っているか
すでに持っている場合、スタンド用途が重複します。グリップだけが目的なら、より安価な選択肢も検討に値します。

3. 主な使用シーンはデスク周りか、外出・散歩か
デスク周り中心なら合います。外出中の落下防止が主目的なら、ネックストラップとの比較もおすすめします。

上記3点を確認して「デスク周りで使う・MagSafeアームはまだ持っていない・PITAKAケースを使っている」という人には、ほぼ一択に近い選択肢です。


よくある質問

Q. PITAKA MagEZ Grip 3 はPITAKAケース以外のケースでも使えますか
MagSafe対応のケースであれば使えます。ただし PITAKAのMagEZ Caseとの磁力相性が最も良く、デザイン統一感もPITAKAケースと組み合わせたときが最大です。Apple純正MagSafeケースでも動作しますが、シリコンや革製ケースでは吸着力が落ちる場合があります。

Q. MagEZ Grip 3 をつけたままMagSafe充電器で充電できますか
基本的にはリングを外してから充電することを推奨します。MagSafe磁石がズレる可能性があるため、充電効率が落ちる場合があります。外す動作はスムーズなので、毎晩充電時に外すルーティンにすれば特に手間ではないです。

Q. 壁にくっつけてスマホを固定することはできますか
ずり下がるため、実用的な壁固定は難しいです。N52磁石で公称1.2kgの磁力がありますが、これはMagSafe規格自体が水平面での吸着を想定した設計のため、垂直方向(壁面)ではiPhoneの重量と重力が重なってずれていきます。壁固定を求める場合は、垂直固定用に設計された別の製品を検討してください。

Q. スマホリングとネックストラップではどちらが落下防止効果が高いですか
用途によります。デスク周りや手持ちでの操作中なら、リングに指を通すMagEZ Grip 3の方が安定感があります。散歩・ジョギングなど両手が塞がる場面での落下防止が目的なら、首にかけていれば常時保護されるネックストラップの方が合理的です。

Q. PITAKA MagEZ Grip 2 と Grip 3 で何が変わりましたか
主な変更点は3つです。①リング構造がシングルからダブル(2連)になり、縦置きスタンドに対応しました。②磁石がN52グレードにアップグレードされました。③ホワイトカラーが追加されました。スタンドとして使う場面がある人にはGrip 3を選ぶ理由があります。


まとめ

PITAKA MagEZ Grip 3 は、グリップ・スタンド・充電対応を1つで済ませたい人にはほぼ一択です。ただ、すでにMagSafeアームを持っている人や散歩での落下防止が主目的の人には合わない場面があります。

「自分の使い方に合うかどうか」を先に確認してから購入判断をしてください。


この記事を書いた人

Mono — ガジェット好きの会社員。年間20点以上のガジェットを実際に購入・使用してレビュー。特にApple製品とスマホアクセサリーを中心に試しています。

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この記事を書いた人

在宅ワーク環境とガジェットが好きで、外資系企業に10年勤めつつ、兼業としてプロダクト開発や店舗デザインをしています。
使ったものを記録・紹介したいと思います。

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